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2012年5月6日日曜日

表現技術よりも伝えようとする心が大事

私は何かを表現する際には、表現技術よりもきちんと鑑賞者に伝えようとする心が大事だと思っています。これはあくまでも優先順位の問題であり、決して表現技法が無用の長物だと言っているわけではありません。このことについて音楽を例にして説明します。

私は音楽が好きであり、好きな曲がたくさんあります。しかし、それと同時に好きになれない曲や嫌いな曲もたくさんあります。もちろん私と音楽性が合わない曲は嫌いですが、音楽性が違っても何故か好きな曲や音楽性が同じなのに何故か好きになれない曲もあります。これは、伝えようとする心があるかどうかという違いによるものです。

いくら私がロックが好きだといっても、ロックとしての体裁を整えただけの曲は好きではありません。ドラムとベースで土台を作り、歪んだギターでリフを刻み、ボーカルがシャウトしてればロックとしてカテゴライズされる曲ができあがりますが、あくまでもそれは外枠でしかありません。重要なのはその外枠の中に何を入れるかです。音楽による表現とは、この外枠の中に伝えたいものを入れて鑑賞者に届けることだと私は思っています。

演奏技術や作曲能力に長けているミュージシャンというのは、強固な外枠が作れるミュージシャンです。そこに何を入れるかはまた別問題です。技術に長けていれば、その中に様々なものを入れることができます。しかし、入れようとしなければ何も入りません。まさ
しく空っぽな音楽になってしまいます。逆に技術がなくても、外枠は貧弱になりますがその中を濃いもので満たすこともできます。もちろん強固な外枠の中に濃いものが入っているのがベストですが、どっちが大事かと言われれば中身が大事だというのが私の価値観です。

本来表現技術というものは、「何を伝えるか」から導き出されるべきものです。しかし、作曲や演奏は様々なノウハウが長年積み重ねられてきているため、テンプレートのようなものが存在し、何も考えなくても曲を作ることはできます。そして何も考えなくても修行さえ積めば技術を向上させることができます。表現者のみが楽しむのならそこで終わっても充分だと思います。しかし、人に何かを伝えようとするのならそれだけでは不十分です。どうすれば伝わるかを真剣に考えなければ伝わりません。この時に技術が役に立ちます。技術は伝えるために役立つ手法を提供してくれることが多いからです。技術で表現するのではなく、表現するために技術を用いるのです。

つまり私が言いたいのは、人に伝えようとする心をもつことで自然と表現技術を使うようになる、もっと言えば、どうすれば伝わるかを考えた結果として出てきたものが表現技術だということです。技術がなかったとしても真剣に伝えようとする心を持てば何とかなります。逆に技術しかなければ形が良いだけの空っぽなものしかできあがりません。よって、表現技術よりも伝えようとする心が大事になります。

ちなみに今回書いたことは私の価値観ではありますが、実践できているわけではありません。私は理系脳で技術大好きなので、とりあえずいろんな技術を習得しようとしてしまいます。それはそれで大事なことではありますが、最優先事項ではありません。これからは「伝えようとする心」を常に念頭に置いておこうと思います。

ではでは~

2012年3月31日土曜日

クロノ・トリガー - 風の情景 (arrange)



ニコニコ動画はこちら

クロノトリガーの風の情景を弾きました。使用機材は以下です。


ギター: Fender Standard Stratocaster Upgrade Brown Sunburst,
エフェクター: BOSS AC-3,


何とか3月中にアップロードすることができました。やはりクロノトリガーと言えばこの曲です。本当はアコギで弾きたかったのですが、その辺は前回の記事に詳しく書いています。

AC-3 を録音に使うのは2回目ですが、練習中には気にならないノイズが録音では気になってきます。イコライザーでその帯域だけ思いっきり削っています。演奏は楽なんですが録った後が大変なんですよね。もう売ってしまおうかと思っています。そしたらアコギを練習せざるを得なくなりますから、自分を追い込むこともできます。

前回の記事の最後でコンデンサーマイクかエレアコを買うことを検討していると書きましたが、今回動画を作ったことで、コンデンサーマイクを買うことに決めました。多分エレアコで録音すると、アコギの音がしないことに悩んでいろんなエレアコ用エフェクターを探すことになると思うからです。そういう試行錯誤は好きと言えば好きなのですが、その時間で練習して上手くなる方がずっと有意義です。今回のことで「練習・アレンジの苦労 > それ以外の苦労」になる方が私の性に合っていると感じました。

あと、今回から動画の編集に AviSynth というソフトを使うようになりました。これはスクリプトを書くことによって動画を編集するソフトです。私がする編集というのは毎回同じなので、スクリプト化しておくと次回から楽だと思い使ってみました。これについては興味を持っている人が多いと思うので、今度時間があるときに解説記事を書くことにします。

ではでは~

2012年3月30日金曜日

アコギの多重録音

3月中に1つ動画を作ろうと思ってただいま作業をしています。今回生楽器(アコギ)の多重録音を初めてやり、その難しさに気付きました。

今までのアコギの録音はソロギターだけしか経験がなかったため、Roland R-05 で録るだけでいいため簡単でした。しかし多重録音はそう簡単にはいきません。別のパートの演奏をモニタリングしてタイミングを合わせながらマイクで録音をしなければいけないからです。私が持っているマイクは、Shure SM58 と R-05 のマイク部分だけです。このことを踏まえると、多重録音のやり方は以下が考えられます。

(1) DAW で録音・モニタリング、入力は SM58 から Audio IF へ
(2) DAW で録音・モニタリング、入力は R-05 のヘッドフォンアウトから Audio IF へ
(3) R-05 で録音、PC でモニタリング

それぞれ実験してみました。

(1)の方法は一番オーソドックスです。ボーカル用マイクでアコギの録音はどうかと思いましたが、高域があまり録れていない以外はけっこういい感じでした。ポップガードを外せば高域もっと録れるかと思って試してみましたが全然変わりませんでした。

(2)の方法は(1)のマイク部分を変えただけです。R-05 自体には録音させず、マイク部分で拾った音をそのままヘッドフォンアウトから Audio IF に流しました。この方法はいけると思っていたんですが、設定がおかしかったのかノイズだらけで一番ダメな方法となりました。R-05 にはラインアウトはなくヘッドフォンアウトしかないのでそもそもこの用途で使われることは想定されていなかったんだと思います。

(3)は音が一番良かったです。しかしかなり面倒です。最初にクリックを聴きながら1つのパートを R-05 で録音して、録ったものを SD カードから PC に移し、それを聴きながら2つ目のパートを録音し、録ったものをまた SD カードから PC に移し、2つのパートの開始位置を DAW 上で調整する、という作業が必要になります。私がプロ並の演奏力を持っていて一発で完璧な演奏ができるならばこの方法でもよかったかもしれないですが、今はまだ何回も弾き直したりするので、SD カードから PC に移す作業と DAW 上で開始位置を合わせる作業を何回もしなければいけなくて非常に面倒です。(1)と(2)では直接 DAW に録音するためこの作業をする必要はありませんでした。

メリット・デメリットを考慮した結果、(1)の方法でいこうかと思ったのですが、ここで1つ別の方法を思いつきました。

(4) BOSS AC-3 でライン録音

AC-3 とはエレキギターをアコースティックギターの音にするエフェクターであり、ラインアウトがついているのでそのまま Audio IF につなぐことができます。生楽器の録音とは違いますが一応試してみました。結果はこの方法が一番よかったです。アコギの音に聞こえるわけではなく、ライン臭いエレアコのような音なのですが、エレキ弦の方が演奏が楽なためにミスが少なくなって「曲として」一番良くなりました。今回はダイナミックな曲ではないのでエレキでも十分ということと、ハイポジションでのセーハのようなアコギで弾くには難しいことをしているためこのような結果となりました。今回の動画をこの方法で録音しようと思います。

演奏が上手ければ(3)が一番良い選択肢でしたが、まだ未熟なために(4)の方法を選びました。きっと鑑賞者にとっては私がアコギで弾いているかエレキで弾いているかは問題ではなく聴いていて気持ちいいかが重要だと思います。しかし腕があればきっとアコギの方が気持ちいいと思うので今後も修行を続けます。

あと、私が楽器用の良いコンデンサーマイクを持っていれば今回このような実験をすることもなかったと思います。もしくはエレアコを持っていればライン録音をするという手もあります。マイクの方が音は良さそうですが、録音中にギター以外の音に気を付けないといけなかったり、マイクの位置によって音がかなり変わるのが面倒です。どちらにするか悩ましいですが今後のアコギ録音をより楽により高音質にするために何らかの機材を買うことを検討しています。

動画は今日のうちに録音を済ませて、明日中には編集を終わらせてアップロードできるようにします。

----- 追記 -----
アップロードしました。こちらからどうぞ。
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ではでは~

2012年3月28日水曜日

鼻歌で曲検索「Midomi SoundHound」

素敵な曲と出会えたことに感謝して、ある iPhone アプリを紹介します。Midomi SoundHoundです。このアプリでは鼻歌で音楽を検索することができます。

某所でよくピアノの演奏が行われていまして、毎回聴いたことがあるけど詳細が思い出せない曲が演奏されていて気になっていました。元はボーカル曲なのですがピアノソロアレンジにされているために歌詞もわからず、検索しようがなくて悶々としていました。

あるきっかけで、iPhone アプリで鼻歌で曲検索ができるものがあったことを思い出し調べたところ、Midomi SoundHound というのが無料であったので、インストールして試してみました。メロディーラインはうろ覚えでしたががんばって歌ってみたところ、一発で正解の曲を導きだしてくれました。 その曲とは、Chicago の Hard to Say I'm Sorry でした。早速 YouTube で聴きまくっています。

この曲に限らず、メロディーラインは覚えてるけどどの曲だっけ?ということは多々あるので、今後もこのアプリを使っていきたいと思います。製作者の方に感謝です。

ではでは~

2012年3月24日土曜日

RGB の数値と色を確かめるツールを作りました

RGB の数値と色を確かめるツールを作りました。これです。

スライダーを調節して RGB の数値を変えることができ、その数値に応じた色を確認することができます。他のものを作っている時にこんなのがあったら便利だなと思って作りました。きっと探せば同じようなものはいっぱいあると思いますが、車輪の再発名が大好きなので自分でも作っちゃいました。

ではでは〜

RGB Tool

2012年3月19日月曜日

TASCAM US-144MKII 買いました

TASCAM US-144MKII を買いました。前はオーディオインターフェースは Line6 の TonePort UX1 を使っていました。特に不満があったわけではないですが、ヘッドフォンで音を聞くとガリガリとノイズが入ったり、片方の音しか出なかったりと不具合が出るようになったので買い換えました。

- インストール -

インストールは簡単にできました。PC 周辺機器は何度もインストールしたことがあるので、きっとこれもいつも通りにすればいいだろうと思い説明書を読まずに進めましたが問題ありませんでした。ドライバも TASCAM から最新のものをダウンロードしたので、箱からはインターフェース本体を取り出しただけで付属の CD や説明書などには一切手をつけていません。

ただ、音の確認の時に少しだけ手こずりました。正しくインストールできたかを確かめるために適当な曲を再生したのですが音が出ません。原因は単純で、「MON MIX」 というつまみが一番左に設定されていました。「MON」なのでモノラル・ステレオに関する何かかなと思って無視していたのですが、これはダイレクトモニタリングの音と PC からの出力音のバランスを調整するつまみだったようです。よく見たら左が「INPUT」で右が「COMPUTER」と書いてありました。つまり一番左だと入力音しか出てこないというわけです。これを右の方にすることで無事に PC からの音が出ました。


- 音質 -

いいんじゃないでしょうか。私には音の良し悪しはよくわかりません。少なくとも素人が趣味で使う分には十分であると言えます。というかプロがこれ使っても問題ない気がしますが・・・。


- 機能 -

今回 US-144MKII を買って一番良かったと思ったのが機能です。前に使っていた TonePort UX1 の機能がシンプルかつ癖があったということもあって、使い勝手がかなり向上しました。

まずソフトを立ち上げずにダイレクトモニタリングができます。これはダイレクトモニタリングができるオーディオインターフェースなら普通の機能かもしれませんが、TonePort UX1 はソフトを立ち上げないとできませんでした。しかもそのソフトによって音に味付けがされるためダイレクトではありませんでした。

次に、ラインアウトとヘッドフォンアウトのボリュームが独立しています。これは低価格帯のオーディオインターフェースでは珍しい機能だと思います。スピーカーとヘッドフォンで交互に音をモニターしたい時に便利です。

そして、マイクプリがついています。これも特に珍しい機能ではないのですが、TonePort UX1 ではマイク入力とギター入力が独立していてマイク入力にしかマイクプリが使えず、ギターの入力レベルを上げることができませんでした。ギターの入力レベルを上げられると音作りの幅が広がります。特に私はアンプシミュレーターとして Guitar Rig 5 Player を使っているため使えるコンポーネントが少なくろくに歪みも作れません。US-144MKII にしてからは入力レベルによって多彩な歪みが作れるようになりました。

感想としては買ってよかったと思っています。TonePort UX1 に比べてはるかに優秀です。しかも値段は11800円と、とても安いです。低価格のオーディオインターフェースの購入を考えている人にはぜひお勧めできます。

ではでは~